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ここは、相島ほどメジャーではありませんが、たくさんの野良猫が棲んでいます。
舟を降りると、すぐに野良猫を見つけたので途中スーパーで買ってきた餌をあけたら、どこからともなく1匹、また1匹と現れて、いつのまにか9匹になっていました。
ここの猫は、相島の猫よりは警戒心がありますが、餌がなくなってもしばらくは後ろからついて来ました。
何故か? ここの猫は、ほとんどが生後1年以内の猫のようでした。







行きを11時50分のフェリーに乗れば、姫島を廻るには帰りは14時20分に乗ってちょうどいいくらいの時間です。
http://www.city.itoshima.lg.jp/s006/010/020/020/090/tosen.html

ここは、もはやカメラマンのためのホタル観賞スポットですね。
ヒメボタルが光り始めるのは19時50分頃からですが、その1時間以上前からホタルの光るスポットには、三脚がずらりと並んでいます。
何故ならば、明るいうちに構図を決めてピントを合わせておかないと、ホタルが光り始めてからでは何も見えないからです。
ヒメボタルの場合は、飛ぶというよりも光ると表現した方が適切です。
飛んでいるホタルもいるのですが、点滅するスピードが速いので移動している様子は解りにくいです。
まるで、暗闇の中に無数のフラッシュが点滅しているように見えます。
実際は、真っ暗で木や茂みは全く見えていないのですが、ISO感度を12800まで上げることで、辛うじて背景が写っています。
ホタルの光を写すくらいISO感度を上げると空が薄明るくなって、不自然な写真になるからです。
今年は、玉ボケがもっと写ることを期待して出かけたのですが、あまり玉ボケは写りませんでした。
ヒメボタルの光が玉ボケになるためには、レンズの30cmくらい前をホタルが飛んでくれなければなりません。


今年は、あらゆる花の見頃が早かったようですが、ホタルが飛び始めるのも早かったようです。
福岡市の都心から15キロ程度の距離でホタルが見られるというというのも意外ですが、ここは地域の人がホタルが生育できる環境を大事に守っているからです。
ここは、有名豆腐店が2件あり、他にも蕎麦屋さんなどがあるので元々水質は良いのでしょう。
ホタルが生育できる条件としてはカワニナが生育していて、なおかつホタルの幼虫が棲みやすい条件でなくてはなりません。
ここは、都会に近いとあってホタル鑑賞に来る人はたくさんいますが、駐車場はありません。
今年は、今週が見ごろのようですが6月9日(土)と6月10日(日)に西鉄バスが、ホタルの鑑賞スポットへ臨時バスを運行します。
ホタルの鑑賞スポットでは懐中電灯は照らせませんが、ここは都会に近いので比較的明るくて足元はうっすらと見えています。
ちなみに鞍手でヒメボタルを撮る時はiso感度を12800に設定して撮りましたが、これらの写真は全てiso感度800で、絞りf4、シャッタースピードは30秒です。



遠くから見た時は、「ナベヅルが飛来してきたのかな?」 と思いましたが、近くまで来ると鶴よりもはるかに大きな鳥でした。
ダチョウとは、色も違うし毛並みも長い。
これは、いつか九重自然動物園で見た「エミュー」じゃないかなと思って家に帰ってネットで調べてみたところ、やはり間違いなくエミューでした。
エミューとは、オーストラリアに棲息する世界で2番目に大きな鳥です。
しかし、「何故? エミューが基山町に?」
ネットで情報を集めてみたところ、基山町が町おこしの一環として、さらに耕作放置地を有効利用するためにエミューの飼育を始めたそうです。
現在、2軒の農家と日本エコシステムという企業がエミューの飼育に取り組んでいるそうです。
このエミューは食肉用及び化粧品の美容オイルとして利用されるそうです。
当然のことですが、エミューの飼育されている耕作放置地には、柵があり「伝染病予防のため関係者以外、立ち入り禁止」と書かれていますが、人懐こい鳥なので向こうから近づいてきます。
しかし「伝染病予防のため・・・」とかかれているので、離れたところから望遠レンズで撮影しました。
日本エコシステムという企業のエミュー飼育場は、基山パーキングエリアのすぐ近くにあり、250羽以上のエミューが飼育されているそうですが、遠くからしか見ることが出来ませんでした。
でも、事前に申し込んでおけば、見学させてもらえるのかもしれません。
関連サイト
http://www.jpeco.jp/blog/post-11/
https://ooaza.com/topics/special/post719.html



ボンネットの上に、キセキレイ君が飛んできて、ボンネットとドアミラーを行ったり来たりしていました。
この静止画も動画も、運転席から40cm~60cmの至近距離から撮ったものです。



福岡市内からでも高いところに上れば、よく見えているので、ずっと前から友人のレジャーボートで上陸してみたいと思っていました。
しかし・・・この島に上陸する決定的な理由がないので、実現には至っていませんでした。
ところが、2.3年前から猫島として脚光を浴びてきたので、やっと重い腰を持ち上げて行ってきました。
きっかけは、アメリカのメディアCNNから「世界6大猫スポット」として選ばれたからです。
今や外国からの観光客も多くやってくるそうです。
そんなことなら、「行く人もそれなりに多いだろう?」と平日に行ってみましたが、予想を上回る観光客の多さでした。
もしかしたら、休日は新宮漁港の駐車場がすぐに満車になるかもしれません。
休日に行かれるなら、なるべく早い便で行った方が無難だと思います。
この島は、人口328人に対して野良猫が150匹は住んでいるといわれています。
この島の猫は本当に人懐こく、船が港につくとエサをもらおうと一斉に集まってきます。
しかし、この島の猫にはエサを与えてはいけないというルールになっています。
観光地でもない小さな島に、もうこれ以上の観光客を受け入れるキャパシティはなさそうです。
野良猫とは、適度な距離を置いて接するのが良いと思います。
この相島が、11月12日と19日にNHKの「ダーウィンが来た」で紹介されます。
高名な動物写真家・岩合光昭さんも出演されるそうです。
http://www.nhk.or.jp/darwin/special/cat2.html









猫好きとして有名なイギリスのシンガーソングライター、エド・シーランさんに思いを馳せて作られた新宮町のPR動画です。
先日の3連休は、唐津市を中心に東松浦半島へドライブに行ってきました。
今は、西九州自動車道の部分開通や、バイパスの前原~唐津間の無料化によって、海に面した国道202号線の旧道(前原~唐津)や国道204号線(唐津~呼子)間は、かなり車が少なくなりました。
ドライブで呼子に行ったら、呼子大橋を渡り加部島まで行くことをお勧めします。
ここは、杉の原放牧場といい加部島の最北端にあります。
海をバックに牛が草を食べる光景は、まさに絶景です。
さらに、この牧場の向こうは断崖絶壁になっていて遊歩道が続いています。





太平洋を見ながら、どこまも青い海とダイナミックな景観が続き、豪快なドライブが楽しめます。
その「日南海岸ロードパーク」の終点にあるのが都井岬です。
ゲートで自然保護のための寄付金400円を払いますが、その先に続いているのも普通の県道です。
ここは馬の楽園で、時々道路を野生馬が歩いている光景が見られます。
ここに生息している馬は、「御崎馬」と呼ばれています。
今から約300年前に、高鍋藩秋月家が軍馬を育成のために、ほとんど放置状態で飼育していたのが、後に野生化したといわれています。
冬で草が少ない季節だったからか、今回は数が少なかったようでした。
ゲートでもらったパンフレットによると、4月~6月が出産シーズンで、この時期に行けば、「お馬の親子」が寄り添って歩く姿が見られるかもしれません。
さらに、ここはアジサイの名所でもあるので、6月なら馬とアジサイの両方が楽しめそうです。




今回の旅のお世話になったのが、「タイムズカープラス」のミニクロスオーバー。
鹿児島まで新幹線で行き、そこからカーシェアリングを利用して日南海岸までドライブしました。
馬って、基本的に人を襲わない動物なのでしょうね。
餌を与えないことと、むやみに近づきすぎないこと・・・
この二つを守っていれば、まず問題はないようです。

今年も、よろしくお願いいたします。
去年の11月30日から福岡県直方市の鴨生田上池に2羽のコウノトリが飛来して地元の人たちを驚かせています。
多い時では、50人くらいのカメラマンが望遠レンズでコウノトリの写真を撮っているそうです。
写真から、足輪が付けられているのがお分りだと思います。
足輪から、このコウノトリは兵庫県豊岡市の「兵庫県立コウノトリの郷公園」から放鳥されたものと思って間違いないそうです。
日本のコウノトリは、明治期以後の乱獲や農薬の使用などによって、1971年に一度は絶滅したと言われています。
その後、「兵庫県立コウノトリの郷公園」などの人工飼育によって2005年から放鳥が始まりました。
現在、確認されている野生のコウノトリは98羽だそうです。
コウノトリは、大鷺よりも一回り大きく羽を広げた時には、全長2メートルにもなります。
僕は、定期的に直方市へ行っていますが、そのついでに鴨生田上池に立ち寄ってみたら、幸運にもフルサイズ換算200mmで充分撮れる距離に2羽ともいてくれました。
今年は酉年なので、とても良いタイミングで飛来してくれました。






しかし、ザトウクジラを23世紀に連れて帰るには、ガラスの水槽では水圧に耐えきれません。
そこで、アルミ工場に行き、未来の技術を伝授することと引き換えに、透明アルミの水槽を作ってもらうというお話でした。
この「黒潮の海」と名付けられた水槽は、長さ35m×奥行き27m、深さ10mで、水量7,500m³あります。
これだけの大きさの水槽を可能にしているのが、厚さ60センチのアクリルパネルです。
2005年までは、世界最大の水槽として、ギネスにも認定されていました。
水槽の前には観覧席まで設けられていて、そこに座って水槽を眺めると、まるで映画館のスクリーンを見ているようでした。
そう遠くない未来には、シロナガスクジラが悠々と泳げる水槽が本当に作られるかもしれませんね。

1500×800ピクセルのパノラマ画像です。

スキューバーダイビングをしたわけではありませんよ。
水槽の中を泳ぐユニークな魚だけをカメラに収めました。




玉ボケの効果はイマイチですが、背景にもやがかかったようになって柔らかい雰囲気に仕上がったと思います。
実際には、ヒメボタルは森の中でフラッシュが点滅しているように見えますが、長時間露光で写真に撮ると、光跡が残るのでこのようになります。
一コマを30秒(30/1秒ではなく)で連続撮影し、それを比較明コンポジットという方法で重ね合わせていきます。
ヒメボタルがレンズの前をかすめてくれると美しい玉ボケが出来るのですが、そのチャンスはなかなか訪れないです。
これでホタルの季節は終わりましたが、まだ未練があります。
来年も、この場所で再挑戦してみます。

