雁ノ巣砂丘
しかし外海は「海の中道」に到達するまで見えません。
ここは、奈多海岸といわれていて、志賀島までずっと砂浜が続いています。
この海岸に足を踏み入れられるのは、志武神社の駐車場の横の道を歩いていくか、奈多漁港に車を停めて海岸線の遊歩道を歩くことになります。
志武神社から行く方が近いのですが、ここの駐車場は参拝客専用なので、奈多漁港に車を停めて遊歩道を歩いていくことをお勧めします。
この遊歩道を、15分も歩けば砂浜が見えてきます。
さらに10分ほど砂浜を歩けば、この砂が盛り上がった砂丘の下に到達できます。
その先も、志賀島まで延々と砂浜が続いています。
この砂丘の上は、パラグライダーの発着点になっていて、風の条件が良い日には、いつも上空をパラグライダーが飛んでいます。
このパラグライダーの発着点までは、どうやって行くのかわかりません。
遊歩道を歩いていると、背中に折りたたんだパラグライダーを担いだ人とすれ違うので、どこか砂丘の上に通じる道があるのでしょう?
迷子にならないように、林のところどころに印がつけられています。
この砂丘を、よじ登っている人も見かけますが、岩はどこにもなくすべて砂なので、ずるずると滑っています。
「海の中道」の周辺は、公園や水族館やリゾートホテルまで整備されていますが、こちらの方はほとんど自然のままです。
内海の博多湾は、お世辞にも海の水が奇麗とは言えませんが、外海は比較的水も奇麗で、ここはダイナミックな景観が見られます。






