姉子の浜
「姉子の浜」は、糸島市から唐津市に変わる直前の「二丈パーキングエリア」にあります。
駐車場と小さなドライブインがあり休憩するのにちょうど良い地点にあります。
海水浴は出来ますが、シャワーや更衣室はありません。
弓状の砂浜が、1.1キロ続きますが、満潮の時は幅は20メートル程度しかありません。
ところが大潮の干潮の時は、海面がまるでウユニ湖のように水鏡になります。
砂浜を歩くと、キュッキュッと音がします。
これは、石英が擦れる音で「泣き砂」と言います。
昭和40年代から、砂が泣かなくなっていたのですが、地域住民の清掃活動や汚水を海に流さないようにする、賢明な努力によって平成6年から再び泣きじめたそうです。
そのため、海の水はとても綺麗で砂浜は真っ白です。
この「泣き砂」は、かっては全国に90か所はあったそうですが、今は20か所までに減っているそうです。
今、プラスチックのゴミによる海水汚染が世界的な問題となっていますが、この美しい砂浜を未来に残すために、ポットボトルや発泡スチロールの容器など、ゴミはかならず持ち帰るように努めたいですね。



