諫早干拓地にて
秋になればどこでも見かけますが、これだけ群生しているのを見たのは初めてです。
湿地を好むので、この諫早干拓地のような土地では猛烈な勢いで繁殖するのだそうです。
花粉症の元凶として、敬遠されていますが、まだ本当のところはわかっていないそうです。
でも、こうやって群生しているところを見ると、結構きれいな植物のように見えますね。
あの「ギロチン」といわれた諫早干拓事業の潮受け堤防の上には、今は道路が作られています。
この道路が完成したおかげで、佐賀県から雲仙へ行くのに大幅に距離が縮まり、諫早市の渋滞を避けることが出来るようになりました。
しかし・・・
昨年の12月に福岡高等裁判所は「5年間の潮受け堤防排水門開放」を国側に命じる判決を下しましたが、未だに門は開けられていません。
写真の左側が有明海で、右側がギロチンによって閉ざされた海です。
閉ざされた海は完全に干上がったわけではありませんが、水の色が明らかに違います。
一度、閉めてしまっているから、再び門を開けても綺麗な海が戻ってくるには、どのくらいの歳月が必要となるのでしょうか?
確かに右と左の海の色が違いますね・・・^^:
それにしても詳しいですね こんなの
まったく知りませんでしたよ
勉強せねば・・・諫早は実家(武雄)から
いくらか近いので行ってみます 機会を
もうけて・・・!
コメントありがとうございます。
諫早は結構見るところがあります。
「いこいの村長崎」からだと、堤防道路がよく見えるようです。
菜の花とコスモスで有名な白木峰高原は、天文台があるくらいだから、星がよく見えるんじゃないでしょうか?
コメントありがとうございます。
潮受け堤防が閉められた時に、市民ボランティアが干潟の生き物を捕まえて外海に逃がしていました。
しかし、これはほんの一部で相当運のよかった生き物たちでしょうね。
あれから14年たっていますから、閉ざされた海は死の海と化しています。
帰化してきた頃に比べると、背が低くなってきていませんか?
最近は憎憎しさが和らぎ、美しくさえ見えてきました。
放射能汚染も怖いですが、諫早湾の問題も変な感じで受け取っています。
コメントありがとうございます。
セイタカアワダチソウのことを調べていたら、背が低くなってきていると書いてありました。
TGokuraku-TOMBOさん、鋭いですね。
諫早湾の干拓事業は、農業と漁業、どちらの言い分もありますが、「海を干上がらせて生き物を殺す」という理由で、世論は否定的ですね。
自然破壊、政治問題、などなどで、
この道路を通る人々は、複雑な心境になるのでしょうか。
僕はこの写真を見ると
「日本の海を、もっと大事にできないのかな?」
と思ってしまいますね。
干拓地は水害対策だとかも、
ニュースで言われてましたよね。
でも最大の目的は、公共事業で入るカネかもしれませんしね。
コメントありがとうございます。
右側の水は、海水じゃなくて雨水がたまっているものなんですよ。
実際に見ると、ミルクコーヒーのような色をしています。
海の問題は、このまま行くとあと30年で世界中の「海の幸」が全滅すると言われています。
確かに公共事業というのは大きいでしょうね。
判決から1年たっても門が開かないのは、干拓事業に関わる側が上告しているからです。
コメントありがとうございます。
呼子に夜、行かれたのですね。
これからイカの美味しい季節なので、「河太郎」に行ってついでに「風の見える丘公園」から夜景を狙ってみようと思っています。