水を張った内成の棚田
その歴史は古く、鎌倉時代からあったとされています。
ここには、いまでも日本の原風景が残っています。
今、日本の農業の自供率は39パーセントで、基幹的農業労働者を見ると、もっとも多いのは70歳以上で、全体のほぼ 4割。60代も3割おり、60歳以上が全体の7割を占めています。一方、30代以下は、わずか5%にすぎません。
政府はこうした危機的状況の解決策として、農家の大規模化と組織化を進めてはいますが、決定的な解決策は出ていません。
内成の棚田も例外ではなく、千枚以上あるといわれている棚田もかなり休耕田が目立ちました。
そこで、この美しい景観を未来に残そうと、棚田オーナーを募集しています。
興味のあるかたはこちらのサイトをご覧ください。
この風景をぼ~っと見てるだけでも癒されそうです。
しかし棚田の維持も難しいのでしょうね。
耕運機も普通の田んぼと比べたら搬入は面倒そうですし・・・。
でもこの原風景はずっと残していって欲しいですね。
失われていくのは寂しいものがありますね。
うちの父も農業の手伝いをしていますが、60を越える父が「若手」の方って言ってるのを聞いた事があります。
寂しい現実ですよね。
ここは湧水が出るので、その水を利用して古くから棚田があったのだそうです。
普通の水よりも水質も良いので、良い米が作られるそうです。
しかし、これを耕すのは並大抵のことではなさそうですよね。
このままでいくと、日本の食糧自給率は低下するばかりです。
世界的に食糧危機になったときに、日本はどうするつもりでしょうね。
外国人の労働者を受け入れるつもりでしょうか?
いつの間にです。
内成もいい時期が来ましたね。
もう少し苗が伸びたらまたきれいになるんでしょうね。
それにしても 高いところまで
あがって撮りましたねぇ。
後継者が少なくなって、空いているところが多いんですね。
大規模化もいいけど、ほかに方法はないのかな?っていつも感じています。
とりあえずは鹿児島も農業が盛んな県なので、地元のものを買うように努めてますが…
これだけの棚田、開墾するにはすごい労力と知恵がいったと思います。
いつまでも残して欲しい景色ですね。
耕運機で畑を耕しているところを見ていると、ひとつの畑を耕し終わると、一段上の畑に耕運機で登っていきますが、その角度が凄いです。
キャタピラだから可能なところもたあるですが、すごいバワーです。
関東は平野部が多いから、棚田は少ないですからね。
「日本の棚田100選」は特に九州に集中しています。
それにしても、こんな急斜面なところで、70歳すぎの人が主に稲作をしているというのも驚きですね。